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  • 3D写真採用の新聞が続々 流行に便乗、広告増狙い


     シンガポールのストレーツ・タイムズ紙が5月に発行した「3D新聞」と付録のメガネ(共同)

     映画やテレビで普及が進み話題を集める3次元立体(3D)画像を、シンガポールなどの新聞がニュースや広告の写真で採用し始めた。流行に便乗し、伸び悩む新聞広告収入を上向かせる足掛かりとしたい考えだ。

     今年3月、ベルギーの日刊紙が全写真を3D仕様とした特別版を発行。英紙サンやシンガポールのストレーツ・タイムズ紙、中国の地方紙も相次いで「飛び出す新聞」を発行した。付録の使い捨ての専用メガネを通して見ると、写真が立体的に見える仕掛けだ。

     報道写真の迫力が増す効果もあるが、新聞社にとっては世界的な金融危機以降、急速に落ち込んだ広告収入を回復する手段としての意味合いが強い。「商品広告に新たな付加価値が生まれ、企業の関心も高い。通常より高い広告費が得られるのも魅力」とストレーツ・タイムズ紙の担当者。

     ただ、狙い通りの成果が上がるかどうかは未知数だ。企業が割高な広告費を出し続けるかには疑問符が付く上、画像処理やメガネを一部ずつ差し入れるのに手間がかかるなど、コストも大きいという。(シンガポール共同)

      【共同通信】