47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 財政赤字半減で合意、日本は例外 G20首脳会合が閉幕


     G20首脳会合の記念撮影で手を振る菅首相(上段中央)=27日、カナダ・トロント(共同)

     【トロント共同】カナダ・トロントで開かれていた20カ国・地域(G20)首脳会合は27日午後(日本時間28日朝)、先進国が2013年までに財政赤字を半減させる目標を盛り込んだ首脳宣言を採択し、閉幕した。財政状況が先進国中で最悪とされる日本については、先に決定した財政再建計画を「歓迎する」とし、事実上の例外扱いを認めた。

     首脳宣言は世界経済の現状について「深刻な課題が残っており、脆弱だ」と指摘。景気刺激策を継続し「成長に配慮した財政再建」を進める方針を示した。欧州の信用不安をきっかけに先進国の財政悪化問題が懸念されていることから、景気重視の米国や財政再建が遅れている日本も受け入れやすい合意内容とし、協調を優先させた。

     日本が掲げている財政再建計画は、国・地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の赤字額の国内総生産(GDP)比を15年度までに半減させる内容。今回の首脳合意より大幅に基準が緩いが、菅直人首相は閉幕後の記者会見で「日本の財政再建策のスケジュールは、G20各国から積極的に受け入れられた」と述べた。

      【共同通信】