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  • イラク、気温50度で停電に怒り 抗議デモで死者


     19日、イラクの南部バスラで、抗議のデモ行進をする人たち(ロイター=共同)

     【カイロ共同】世界第3位の原油確認埋蔵量を持つイラクの南部バスラで気温50度に達する酷暑が続いているにもかかわらず、停電が頻発。怒った住民約3千人が19日、抗議のデモ行進をした。AP通信によると、解散させようとした治安部隊との衝突で1人が死亡、3人が負傷した。

     フランス公共ラジオなどによると、バスラの19日の気温は54度。しかし、電気がつながるのは1日のうち6時間弱。住民は扇風機すら使えず屋上や庭で眠れない夜を過ごしているという。

     デモに参加した住民は「石油はいらない。電気をよこせ」などと書かれたプラカードを掲げ、ワヒド電力相の解任を求めた。住民らがバスラ州の評議会庁舎に石を投げたところで治安部隊が発砲した。

     イラク政府は停電の理由について「発電施設で問題が起きたため」と説明している。

     バスラに近い隣国クウェートも熱波に見舞われており、15日正午に北西部の砂漠地帯で気温53度、首都クウェート市でも50度を超えた。

      【共同通信】