47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 阪神大震災の遺児ら、ハイチ訪問 現地の子どもと交流


     16日、ハイチ・ポルトープランスの孤児院で、ボール遊びをする阪神大震災の遺児とハイチの子どもたち(あしなが育英会提供・共同)

     【ロサンゼルス共同】あしなが育英会の支援を受けている阪神大震災の遺児ら4人が、1月の大地震で大きな被害を受けたハイチを訪問し、16日に首都ポルトープランスの孤児院で、地震で親を亡くしたハイチの子どもたちと交流会を開いた。

     育英会によると、孤児院からは約50人が参加し、うち約半数が遺児。一緒にボール遊びをしたり、絵を描いたりした。ハイチの男児(8)は、チョウの周りで人が踊っている絵を描き「地震を思い出したくないので楽しい絵を描いた」と話したという。

     同日午後には、子どもの心のケアに関するセミナーを開き、ハイチの学生ら約120人が参加。育英会のケア担当職員八木俊介さんが、同じ境遇の友達同士が交流を深めることや、遺児の気持ちを開かせてつらい経験を話せるようにしてあげるために安心感を与えることが大事だと訴えた。

     阪神大震災で父親を亡くした甲南大4年長宅智行さん(22)=神戸市東灘区=は「小さい子が多かったせいもあるが、明るい子が多く、意外だった。ただ、地震について話す時に顔がこわばる子もいた」と話した。

      【共同通信】