日航、ホテル事業を一括売却へ ホテルオークラに会社更生手続き中の日本航空は12日、ホテルオークラ(東京)に対し、JALホテルズ(東京)だけではなくグループ会社を含めたホテル事業全体を一括で売却する方針を固めた。本業の航空事業へ特化する企業姿勢を鮮明にし、経営再建を加速させる。今月中の合意を目指す。売却額は50億~60億円程度の見通し。 日航はホテル事業の売却や早期退職募集などにより2010年度中にグループ従業員を1万6千人程度削減し、12年度までの削減人数を計約1万9300人とする計画。8月末までに東京地裁に提出する更生計画案に柱として盛り込む。 日航のホテル事業の売却対象はJALホテルズのほか、東京・銀座の銀座日航ホテルを受託運営する新日航ホテル(東京)、ホテル日航成田(千葉県成田市)を受託運営する成田日航ホテル(同)、大阪・心斎橋の主力ホテルを運営するホテル日航大阪(大阪市)、米国などのホテルの受託運営会社など。 日航のホテル事業は、かつて米ニューヨークの高級ホテルを買収したものの失敗し、巨額の損失を出すなど「本業以外の拡大に走った放漫経営の象徴」(日航幹部)と受け止める向きもある。 【共同通信】
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