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  • 小規模福祉施設に防火対策違反 34%が誘導灯不備など

     お年寄りや障害のある人が生活する全国1万6140棟の小規模福祉施設(延べ床面積千平方メートル未満)の34・3%に当たる5541棟で、消防訓練の未実施や避難経路の誘導灯を設置していないなど、防火対策上の何らかの法令違反があることが7日、総務省消防庁の緊急調査で分かった。

     また2012年3月末までにスプリンクラー設置が義務付けられている9105棟のうち72%の6555棟で未設置であることも判明した。

     いずれも厳しい経営状況や人手不足が背景とみられ、消防庁は今後、施設の経営者や事業者に改善を求める。

     調査は、3月に7人が死亡した札幌市の高齢者向けグループホーム火災などを受け、グループホームや障害者支援施設、乳児・障害児施設などを対象に4月20日時点で実施。

     防火管理面で違反が多かったのは、消防法で義務付けられた年2回の消防訓練の未実施(2187件)、燃えにくいカーテンを使うなどの防炎規制の不順守(2033件)など。設備面では、避難経路の誘導灯の未設置や電池が切れているなどの不備(546件)が最も多かった。

     都道府県別の違反率は、沖縄の77・9%が最高で、最低は鳥取の9・1%だった。

      【共同通信】