インフル大流行の終息宣言も議論 WHO緊急委開催【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は1日、新型インフルエンザの警戒水準について事務局長に助言する諮問機関である緊急委員会を開催した。WHO報道官は同日、緊急委は世界的大流行(パンデミック)を意味する現行の警戒水準「6」を据え置くか、大流行の終息を公式に認める「大流行後」を認定するかのどちらかを勧告する可能性が高いと話した。 会合は約1時間半で終了。勧告内容に応じてチャン事務局長が警戒水準変更の可否を判断するが、同報道官は会合後、結果の公表は2日になると話し、勧告内容は明らかにしなかった。 WHOは前回2月の緊急委で、「大流行後」より手前の段階である「最盛期後」の認定を目指したが、感染拡大が依然として続いていたアフリカ地域の委員らから異論が出て水準が据え置かれていた。 新型インフルエンザは世界の大半の地域で終息しつつあるが、南半球ではインフルエンザの流行シーズンが始まったばかり。アフリカ地域では実態把握が難しい状況が続いている。関係者の間では据え置きか「最盛期後」の勧告にとどまるのが自然ではないかとの見方もある。 WHOの最新集計ではこれまで新型インフルエンザにより世界で1万8千人以上の死亡が確認されているが、このところ確認死者数の伸びは小幅にとどまっている。 【共同通信】
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