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  • 食事パターンがうつと関連 野菜や果物の日本食が良い

     野菜や大豆食品、果物、海藻などをよく取る「健康的な日本食パターン」の人は、うつ症状の頻度が半分以下だった―。こうした傾向を国立国際医療研究センターの南里明子研究員や溝上哲也部長らが見つけ、論文を19日付の欧州臨床栄養学雑誌電子版に発表した。

     食事のパターンに分けて解析した研究は欧州に2例あるが、日本では初めてという。南里さんは「自殺者が1998年以来年間3万人を超え、うつ症状も増えているが、食事も視野に入れ、日本食の価値を見直したらどうか」と提言している。

     研究グループは2006年、福岡県の勤労者(21~67歳)521人に、1カ月間に食べたものを質問票で尋ね、それを基に食事のパターンを調べた。同時に、世界的に広く使われている質問票でうつ症状を聞いた。

     統計手法で「健康日本食」「肉などが多い動物性食」「パンなどの洋風朝食」の3種類について、各人の食事パターンを強、中、弱に3分類、うつ症状との関連を見た。

     健康日本食パターンの傾向が強い人は、その傾向が弱い人に比べ、うつ症状の頻度が44%と低かった。動物性食と洋風朝食のパターンでは、うつ症状との明白な関連は見られなかった。

      【共同通信】