円墳“丸裸”にして全面発掘 京都、鞍岡山3号墳![]() 樹木が伐採され“丸裸”になった鞍岡山3号墳=19日、京都府精華町 京都府精華町にある円墳の鞍岡山3号墳(4世紀末~5世紀初頭)で、船を描いた円筒埴輪や、「島状遺構」が見つかり、町教育委員会が19日発表した。 町教委は調査に先立ち、表面を覆っていた樹木を伐採し円墳を“丸裸”にした。古墳を全面的に発掘する例は珍しく、大坪州一郎調査員は「埋葬施設の全体像が分かり貴重」としている。 宅地開発事業に伴い、2003年から事前調査を実施。墳丘上の木を伐採した結果、円墳は直径約40メートル、高さ約6・5メートルの規模と分かった。 地元の首長の墓とみられ、木棺2基を粘土で覆った痕跡や、鉄剣12本も出土。「島状遺構」は墳丘すそ近くから見つかり、縦約7メートル、横約6メートル。円筒埴輪のほか、大型の家形埴輪2個分の破片や、土師器の高坏が残っていたことから、祭礼儀式を再現した場所だったとみられる。墳丘と島状遺構からは、表面を覆っていたとみられる葺石も見つかった。 【共同通信】
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