赤ちゃんポスト3年で会見 病院側「公的支援拡充を」![]() 「赤ちゃんポスト」の運用開始から3年を迎え、記者会見する慈恵病院の蓮田太二理事長=10日午後、熊本市役所 親が育てられない子どもを匿名で受け入れる慈恵病院(熊本市)の「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」が運用開始から3年を迎え、同病院の蓮田太二理事長(74)らが10日、記者会見した。蓮田理事長らは「ボランティアの民間病院に任せきりでいいのか。(行政による)経済的な支援が足りない」と述べ、公的支援の拡充を訴えた。 預け入れられた子どもを一時保護する児童相談所については、虐待問題への対応などに忙殺され「養子縁組までなかなか手が回らない」と指摘。病院に400人を超す養子縁組希望の申し入れがあることを明かし「自治体と民間病院が連携して柔軟に対応すべきだ」と強調した。3年経過の感想としては「やっていて良かった」とした。 ポストをめぐっては、熊本県が昨年11月にまとめた報告書に基づき、蒲島郁夫知事らが妊娠や出産に関する公的な相談体制の充実などを国に要望している。 赤ちゃんポストは2007年5月に運用を開始。昨年9月までに51人の預け入れが明らかになっている。09年度の運用状況は熊本市が今月下旬にも公表する。 【共同通信】
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