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  • 日航、国内外45路線を廃止 9月末から順次実施


     路線合理化計画を発表する日本航空の大西賢社長(左)と稲盛和夫会長=28日午後、東京都品川区

     会社更生手続き中の日本航空は28日、国内30、国際15の計45路線を廃止する新たな路線合理化計画を発表した。路線数は国際線、国内線のいずれも2008年度と比べて約3割縮小する。ことし9月末から来年3月にかけて順次実施し、コスト削減を急ぐ。

     路線の廃止や減便は更生計画案の柱となる。会社更生法を申請したことし1月に国内17、国際14路線を削減する案を示したが、主力銀行団は一層の合理化を要求。日航は再建を確実にするため廃止路線を上積みした。

     記者会見した稲盛和夫会長は「採算を重視しながら安全運航を確実にする。社員の意識改革を進めたい」と説明。国際線からは撤退せずに合理化による収益確保を目指す考えを強調した。日航は6月末までに更生計画を裁判所に提出するとしてきたが、路線見直しなどの影響で「若干遅れる可能性がある」(管財人)という。

     国内線は中部―仙台、青森、鹿児島などの路線を廃止。県営名古屋、広島西、北海道の丘珠、奥尻からは撤退する。丘珠、奥尻の路線は日航のグループ会社から事実上外れる「北海道エアシステム」が運航を続けるかどうかを検討する。

      【共同通信】