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  • 砂漠に吹く風で発電所 エジプト、円借款で完成


     27日、エジプト東部紅海沿岸で稼働しているザファラーナ風力発電所の風車(共同)

     【ザファラーナ共同】エジプト東部、紅海沿岸の砂漠地帯にある、アフリカ最大で世界でも最大級のザファラーナ風力発電所のうち、円借款(135億円)部分の完成式が27日、現地で行われ、ユーネス電力・エネルギー相や石川薫駐エジプト大使が出席した。

     ザファラーナは首都カイロの南東約220キロ。ドイツ、スペイン、デンマークが支援した発電施設はすでに稼働中。円借款部分は12万キロワットの稼働で、約500基の風車による全体の発電量は42・5万キロワットとなった。

     日本政府は、同発電所稼働による温室効果ガスの削減量を、エジプト政府から自国の排出枠として取得することを目指している。

     エジプトは、人口増加に伴う電力需要の増大や地球温暖化対策のため、2020年までに総発電量の20%を再生可能エネルギーとすることが目標。紅海岸などで吹く強風を利用してこのうち6割を風力発電にする方針だ。

     日本、エジプト両政府は先月、同じ紅海沿岸ガルフエルゼイトに計画されている世界最大級の風力発電所に総額約389億円の円借款を供与する文書に署名した。

      【共同通信】