取調官全員が「メモ廃棄」 元厚労省局長の公判郵便制度悪用に絡む厚生労働省の文書偽造事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた元同省局長村木厚子被告(54)=休職中=の公判が14日、大阪地裁(横田信之裁判長)であり、厚労省関係者を取り調べた大阪地検の高橋和男副検事(51)と、牧野善憲副検事(42)が証人として出廷した。 証人尋問で高橋、牧野両副検事は、取り調べ時のメモについて「供述調書の作成後に廃棄した」と証言した。これで証人出廷が予定されていた取調官6人全員がメモを廃棄していたことが判明した。 村木被告は一貫して無罪を主張しており、公判では、証人が次々と村木被告の関与を認めた調書の内容を否定。メモがあれば調書の信用性の有無を判断する重要な証拠になった可能性があり、弁護側が問題視している。 弁護側は前回の公判で偽造の実行役として起訴された元同省係長上村勉被告(40)=同=の弁護人の証人尋問を請求したが、横田裁判長は却下した。 【共同通信】
|
