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  • 車いすロボが位置や脈拍送信 患者見守りシステムの実験


     患者情報の送信機能を持った「車いすロボット」を使って行われた患者見守りシステムの実証実験=31日午前、福岡市東区の九州大病院

     九州大病院と福岡市の外郭団体「九州先端科学技術研究所」などは31日、患者の居場所や脈拍などの情報をリアルタイムで医師に伝え、自動走行もできる「車いすロボット」を使った患者見守りシステムの実証実験を同病院で公開した。

     患者役の学生が、地理情報システム(GIS)を搭載した車いすに乗り、脈拍や体の動きを計測する腕時計型の生体情報計測器を装着。行き先を登録した診察券を手元の読み取り機にかざすと、時速約3キロで十数メートル先の目的地まで自動走行した。別の場所のモニターには、無線LANで送られた脈拍や車いすの位置が表示された。

     今回は患者が立ち入らない区域で行ったが、今後病棟でも実験し、約2年後の実用化を目指す。

     九大の諸岡健一准教授(医工連携研究)は「移動させてもらうために看護師を呼ぶことを遠慮する入院患者さんには、快適な環境になると思う。医師や看護師は離れた場所にいても患者の状態を把握でき、緊急時に迅速な対応ができる」と話した。

      【共同通信】