未受診妊婦の出産152件、大阪 初の実態調査で判明経済的理由などで妊婦健診を受けず、出産間近になって病院に駆け込む「未受診妊婦」による出産が、大阪府内の産婦人科医療機関で2009年に計152件あったことが31日、府と大阪産婦人科医会の調査で分かった。同会によると、都道府県内すべての医療機関を対象にした調査は全国初。 府内の妊婦の約500人に1人の割合で、新生児集中治療室(NICU)への入院は通常分娩での想定の150倍超。母子の命に危険が及ぶ「ハイリスク出産」も7割近くを占め、リスクの高さがあらためてデータで裏付けられた格好だ。 担当者は「都心部特有の事情の有無も含め、実態を把握することが重要だ」と話し、調査の継続を求めている。 調査では、14回程度が望ましいとされる健診を受けたのが3回以下か、受けていない期間が3カ月以上ある場合を未受診妊婦と定義し、アンケートを行った。未受診の理由は「お金がない」など経済的な事情が最も多く33%を占め、「妊娠に気付かなかった」など知識不足が21%。育児や介護による多忙や、未婚・離婚の家庭的な事情を挙げる人もいた。 【共同通信】
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