使用済み紙おむつが燃料に変身 高齢化進展で新ビジネス![]() スーパー・フェイズが開発した「紙おむつ処理装置」で、使用済みおむつから変身した固形燃料 高齢化の進展による紙おむつ市場の異変を商機にしようという取り組みが始まっている。新興企業は、病院や介護施設で大量に出る使用済みおむつを固形燃料に変身させて再利用。日用品大手は、大人向け需要の拡大に対応し、工場の増設や品ぞろえを拡充している。 施設などで出る使用済み紙おむつの大半は、業者が焼却処分している。そこに目を付け固形燃料にリサイクルする装置を開発したのはスーパー・フェイズ(東京)。特殊な装置でおむつを破砕し、再生燃料にする。北海道の自治体などが導入に前向きという。 トータルケア・システム(福岡市)は、特殊な溶液に浸しパルプやプラスチックなどに分解する手法を確立。建設資材や固形燃料などに再利用する。福岡県大牟田市の専用処理場で、1日約14トンの使用済み紙おむつを処理している。 大手の紙おむつメーカーは、大人向け事業を強化している。ユニ・チャームは、性能を向上させた新製品を相次いで投入。肌触りを改善したり、簡単に交換できるようにするなど工夫した。大王製紙は米P&Gから、日本での大人用紙おむつ事業を買収。静岡県に新工場を建設し、生産能力を高めている。 【共同通信】
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