斎場職員に仮名の名札 「差別」理由に大阪市大阪市内5カ所の市立斎場で火葬業務に携わる技能職員が職場で仮名を名乗る習慣があり、市も一時期、本名でない名札を支給していたことが18日、分かった。 市は「職業で差別されるとの理由で、職員らから『本名を知られたくない』と要請があった」と説明。これまでは事実上黙認してきたが「近く本名の名札を導入し、仮名を使わないようにしたい」としている。 18日の市議会民生保健委員会で、市議が「人生の最期にかかわる大切な仕事。差別をする側が悪いのに、名を変えるのはおかしい」と指摘。平松邦夫市長は「差別を乗り越える姿勢を持たねばならない」と答弁した。 市環境局によると、市立斎場には計約40人の職員がいるが、以前から互いに仮名で呼び合い、利用者にも仮名を名乗っていた。2000年代に入り市が職員に名札を付けさせるようにすると、職員らからの要求で斎場は仮名の名札を支給。現在は名札の代わりに本名が記載された身分証が導入されているが、仮名を名乗る習慣は続いているという。 【共同通信】
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