取り調べメモ「必要ないと廃棄」 廃棄の検事、元局長公判で厚生労働省の文書偽造事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた元同省局長村木厚子被告(54)=休職中=の公判は18日、大阪地裁(横田信之裁判長)で午後も続き、これまでに証人として出廷し供述調書を否定した厚労省関係者らを取り調べた大阪地検特捜部の林谷浩二検事(34)が出廷した。 林谷検事は「相手が供述していないことを調書に書いたことはない」と証言。しかし、その裏付けとなる取り調べ時に作成したメモについては「関係者のプライバシーが書かれている上、わたしにとって必要がないので廃棄した」と述べた。 村木被告は一貫して無罪を主張しており、公判では、証人が次々と村木被告の関与を認めた調書の内容を否定。メモがあれば調書の信用性の有無を判断する重要な証拠になり得たため、弁護側が開示を求めていた。 林谷検事は証人尋問で「役に立つものだったら当然残すべきだと思うが、メモには取り調べの外形的状況の記載がなく、調書と同じ供述が書かれているだけなので…」と述べた。 【共同通信】
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