47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 英名物タクシー中国資本に 黒塗り車体は上海から供給


     17日、ロンドン市内で2階建てバスと並んで走る黒塗りタクシー(共同)

     【ロンドン共同】英国名物、黒塗りタクシー製造最大手ロンドン・タクシーズ・インターナショナル(LTI)を保有する英マンガニーズ・ブロンズは17日、大株主の中国の自動車メーカー、吉利汽車に経営権を渡す方針を発表した。

     LTIは年内にボディーや車台の製造を停止。その分を上海にある両社の合弁会社が供給、英国工場を組立専門とすることでコスト削減を図るが、黒塗りタクシーはロンドンの象徴だけに、“中国化”に市民は複雑だ。

     LTIはタクシーを年2700台製造。1948年以来、10万台以上を送り出したが、昨年は約700万ポンド(約9億7千万円)の損失を計上するなど経営難が続く。

     吉利汽車は既にマンガニーズ社株の23%を保有。今後、新株を引き受け経営権を握る。上海の合弁会社は英国と同型の車高の高いタクシーをアジア向けに造っている。

     ロンドンでは黒塗りタクシーが約2万5千台走行する。最近は黒以外の塗装も目立つ。LTIの新型タクシーを運転するジェームズ・ギブスさん(34)は「外国資本を入れることは業界の発展に必要」と話した。

      【共同通信】