チリ、津波警報ミスで初の告訴 妻奪われたと被災男性![]() チリ大地震に伴う津波で壊滅的被害を受けたチリ中部ディチャト中心部=3日(共同) 【リオデジャネイロ共同】チリ大地震に伴う津波で壊滅的被害を受けた同国中部ビオビオ州ディチャトの被災男性が17日、政府当局の津波警報の発令ミスにより妻(57)と義妹(54)が波に押し流されて死亡したとして過失致死の疑いで政府を告訴、容疑者を特定して刑罰を科すよう裁判所に求めた。ロイター通信などが報じた。 津波警報の遅れをめぐる刑事告訴は初めて。一連の警報判断ミスでは、検察当局も捜査開始を決めており、政府の失態の責任を問う動きが本格化する。 男性によると、2月27日未明の大地震から約5分後、家族で約70メートル高台に車で逃げた。その後、「津波は来ない。落ち着くように」とする当時のバチェレ大統領のラジオ・メッセージを聞き、地震発生から約3時間後の午前6時40分ごろ、海岸沿いの自宅に戻ったところ、2メートルほどの津波が押し寄せ、妻らが流されて死亡した。男性の弁護士は「真相究明が不可欠だ」と強調した。 【共同通信】
|

