元入管職員に懲役2年 在留資格認定で収賄外国人の在留資格認定をめぐる汚職事件で、収賄罪に問われた東京入国管理局成田空港支局の元統括審査官小倉征史被告(54)=懲戒免職=に対し、東京地裁は17日、「入管行政の公正性や公務員に対する国民の信頼を損なわせた」として懲役2年、追徴金580万円(求刑懲役3年、追徴金580万円)の判決を言い渡した。 菱田泰信裁判官は判決理由で、被告が「わが国の入管行政は申請者や外国人の側の利益を軽視し、ゆがんだ状態にあった」と公判で供述した点に触れ「(被告は)出入国の適正な管理という国民の利益を基本とする行政の視点を忘れた姿勢で、到底容認できない」と批判した。 判決によると、小倉被告は、派遣会社社長伊東信悟被告(46)=有罪判決=が日本に招く外国人の在留資格認定の申請を優先処理するよう部下に指示するなどした見返りに、2007年7月~09年11月、伊東被告から計580万円を受け取った。 【共同通信】
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