有事の核持ち込み排除できず 衆院外務委で岡田外相岡田克也外相は17日午前の衆院外務委員会で、有事の際に日本の安全を確保するためには、米軍による核持ち込みは排除できないとの認識を示した。非核三原則は堅持するとした上で「核搭載米艦船の一時寄港を認めないと、日本の安全が守れないならば、そのときの政権が命運をかけてぎりぎりの決断をし国民に説明すべきだ」と述べた。関係閣僚が、核持ち込みの可能性に言及するのは異例だ。 日米両政府は1960年の安保条約改定時に交わした交換公文などで、米軍の核持ち込みは「事前協議」の対象にすると規定している。安保条約上、核持ち込みを制限する規定はなく、同盟国の米側から日本を守るとして申し入れがあった場合、これを拒否するのは困難との見方が強い。米国による「核の傘」への依存と非核三原則の矛盾があらためて浮き彫りになった。 岡田氏は、鳩山政権としては一時寄港や領海通過を含めて核持ち込みは認めないと強調した。一方で「国民の安全が危機的状況になってもあくまで原則を守るのか、例外をつくるのか、鳩山政権として将来を縛ることはできない」と述べた。 【共同通信】
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