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  • 後続が故障ポイント通過 大阪の地下鉄トラブル

     大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線で、自動列車制御装置(ATC)の故障した電車がポイントを損傷させたトラブルで、運転指令員が損傷に気付かず、後続電車にポイントを通過させていたことが16日、大阪市交通局への取材で分かった。

     市交通局は「脱線する危険もゼロではなかった」と説明している。ポイントの損傷自体も指令員の対応ミスが原因とみられており、経緯を詳しく調べている。

     市交通局によると、15日午前5時27分に電車のATC装置が故障。指令員の指示でATCを解除して運転を続け、同5時43分に鶴見緑地駅手前のポイントを通過して損傷させた。損傷に伴い、大正発門真南行き後続電車のATCがポイント手前で作動し、停止した。

     しかし、指令員らは故障の電車と同様、後続電車のATCにも不具合があったと思い込んでATCを解除させ、後続電車は同5時56分ごろに損傷したポイントを通過した。

     ポイントは故障の電車が通過する前は、トラブルに伴って振り替え電車を進入させるため、本線から引き込み線に切り替えられ、指令員らが戻し忘れていた。故障の電車が通過した際、本線へ戻る形になって壊れたため後続電車は抵抗なく通ったとみられる。

      【共同通信】