タイでタクシン派「血の抗議」 首相府前、反政府集会![]() 反政府集会の会場で採血を受けるタクシン派の僧侶(左)=16日午前、バンコク(共同) 【バンコク共同】タイの首都バンコク中心部で大規模な反政府集会を続けるタクシン元首相の支持団体「反独裁民主統一戦線(UDD)」は16日、多数の集会参加者から採血して首相府にまく「血の抗議」作戦を実行した。 UDDは今回、国民の反発を避けるため「平和的なデモ集会」を行うと宣言しており、同作戦はアピシット首相にさらに心理的な圧力をかけるのが狙い。 首相府前には集会参加者数千人がラッパやドラを鳴らしながら押し寄せ、首相をのろう「神聖な儀式」として、幹部らがプラスチック容器に入った血液を正面玄関前の路上にまいたり、門に塗り付けるなどした。 UDD幹部は「選挙で選ばれていないアピシット現政権には正統性がない」として下院解散・総選挙の実施を要求。首相はこれを拒否しており、当面、双方のにらみ合いが続く恐れも出ている。 首都中心部の路上に陣取る集会場には16日、臨時の献血所が設置され、看護師らが次々と参加者から採血。首相府の正面玄関付近では、警官ら約2千人が警備している。 【共同通信】
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