アピシット首相が解散要求拒否 タクシン派は軍施設包囲![]() 治安維持対策室のある陸軍施設に向け移動するタクシン元首相の支持者ら=15日午前、バンコク(共同) 【バンコク共同】タイのアピシット首相は15日午前、テレビ会見し、下院解散・総選挙実施を求めるタクシン元首相派の要求に「現時点で応じるのは不可能」と表明、拒否した。元首相の支持団体「反独裁民主統一戦線(UDD)」は14日から首都バンコクで反政府集会を開き、15日正午(日本時間同午後2時)までに回答するよう政府に迫っている。 首都中心部に集結していたUDDの集会参加者らは15日午前、アピシット首相の回答を得るため、政府が治安維持対策本部を設置し、首相らが詰めるバンコク北部の陸軍施設にトラックやバイクで続々と詰め掛け、施設の包囲を始めた。 UDDは政府が要求に応じない場合はさらに圧力を強めると警告。陸軍施設には多数の軍兵士が配備され、厳重警備が敷かれた。支持者らが暴徒化し治安部隊と衝突すれば流血の事態は避けられず、緊張が高まっている。 アピシット首相は会見で「デモ参加者と協議する用意はある」とUDD側に話し合いによる平和的解決を促した。会見には連立を組む中小政党党首らが同席し、連立与党間の結束を強調した。 UDDは14日、支持者約10万人を動員し首都の一部道路を占拠。 【共同通信】
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