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  • 電機経営側、定昇維持に理解 東芝、パナも実施の見通し

     2010年春闘が最終盤に差しかかり、電機メーカーの労組でつくる電機連合と大手電機6社の経営側が13日、組合側が強く求める定期昇給の維持などについて詰めの協議を行った。協議後に会見した経営側代表の大野健二日立製作所執行役常務は「組合員の会社の施策への協力は非常に大きく、誠実にこれまでの議論を分析したい」と述べ、定昇維持に一定の理解を示した。

     企業業績の回復傾向が強まる中、トヨタ自動車や日産自動車に加え、東芝やパナソニックなども定昇を実施する見通し。17日の集中回答日を前に大手企業を中心に定昇維持の方向性が固まりつつある。

     昨年の春闘ではリーマン・ショック後の急激な業績悪化を受け、定昇を一時凍結する企業が相次いだ。電機連合の中村正武委員長は「昨年は緊急避難でやむを得なかった。今年は状況がまったく異なる」と指摘。「最後まで定昇維持の方針を堅持する」と強調した。

     経営側は今春闘で定昇維持を認める一方、定昇の賃上げ幅や制度自体の見直しを今後進める方針だ。

      【共同通信】