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  • 女性が活躍できる農業へ 山形で「ガールズ農場」


     ビニールハウスでカブを収穫する「ガールズ農場」のリーダー高橋菜穂子さん=山形県村山市

     きれいになれるコメはいかが―。山形県村山市で20代の女性3人が従来の農業の規格や流通にとらわれずに、独自のアイデアを生かした「ガールズ農場」を経営。女性が活躍できる農業の実現を目指し、コメや野菜の栽培、収穫、流通のすべてに取り組んでいる。

     リーダーの高橋菜穂子さん(28)は村山市の農家で生まれ育った。大学進学で経験した都会暮らし。実家の野菜を食べて感動する友達を見て「人に感動を与える仕事だ」と就農を決意した。

     3年間実家で農業を手伝い基本を習得した。昨年4月に農業生産法人「国立ファーム」の協力を得て約1・3ヘクタールの農場をスタートさせ、賛同した2人が参加した。

     まず試みたのが30種類以上の漢方薬が入った液体を田んぼに噴霧して栽培する「漢方米」。残留農薬がなくなり、玄米のままでも安全なのが自慢だ。「女性がきれいになれる米」としてネット販売で話題を呼び「ぬか臭さがなく甘みがある」と好評を得たという。

     “カワイイ”も重視した。見た目を華やかにするため赤やオレンジのミニトマト数種類を1パックにして販売。「1種類1パック」の常識を打ち破った。

     昨年の総売上額は約700万円。高橋さんは2年目の目標を2千万円とし、百貨店や高級スーパーへの販路拡大に力を入れている。4月には新たに4人が加わり、野菜のプリンなど加工品にも着手する計画だ。

      【共同通信】