ニュース稿ひそかに収集 CIA、占領下日本で終戦直後、1947年に発足したばかりの米中央情報局(CIA)が連合国軍総司令部(GHQ)占領下の日本で、ラジオや通信社のニュース原稿をひそかに収集・分析するなど、積極的な情報活動を始めていたことが11日、GHQなどの秘密文書から明らかになった。 朝鮮戦争を前にした冷戦下、最前線の日本発のニュースから、ソ連や中国など社会主義国の情報を入手するのが、主要な狙いだったとみられる。 早稲田大学の山本武利教授が12日、早大20世紀メディア研究所の特別研究会で発表する。当時の日本におけるCIAの活動が公文書で確認されたのは初めて。謎に包まれたCIAの動きを解明する研究として注目される。 山本教授が米国立公文書館で入手したGHQの秘密文書などによると、ニュースを収集していたのは、CIA所属の海外ラジオ傍受・分析局(FBIS)。当時、日本メディアはGHQの事前検閲を受けており、GHQの担当部門はNHKや共同通信、時事通信から日々提出される日本語や英語のニュース原稿をFBISに提供していた。(共同) 【共同通信】
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