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  • 冤罪被害者ら取り調べ可視化訴え 富山市の集会で


     冤罪被害者が参加した集会で、取り調べの可視化を訴える菅家利和さん(中央)=11日午後、富山市

     足利事件で再審無罪が確実となった菅家利和さん(63)ら全国各地の冤罪被害者らが11日、富山市で開かれた集会に参加し、取り調べの全過程を録音・録画するよう訴えた。

     この日は、富山県氷見市の女性暴行事件で誤認逮捕され、無罪が確定した柳原浩さん(42)が国や県に慰謝料など約1億円を求めた訴訟の口頭弁論があり、菅家さんも傍聴。集会は柳原さんの弁護団が主催し、日弁連などが後援した。

     集会では、菅家さんが自らの取り調べを振り返り「意見が言えなかった。一部のみの可視化では警察の思い通りになる」と懸念を話した。

     茨城県で67年に男性が殺害された布川事件で再審開始が決定した桜井昌司さん(63)は「だれでも一度(取り調べで)『やった』と言うと、うその自白ができてしまう」と話し、鹿児島県の「踏み字事件」の被害者川畑幸夫さん(64)は「可視化は自分たちの身を守るために必要だ」と訴えた。

     柳原さんは02年に強姦事件で起訴され、有罪判決を受け服役。06年に鳥取県警が逮捕した男が犯行を自供し、誤認逮捕が発覚した。

      【共同通信】