第三者間生殖技術の在り方議論 AID当事者が団体設立夫婦以外の精子や卵子を用いる第三者間の生殖技術について、「子供が出自を知る制度がないまま行われるのは反対」などとして、精子提供による非配偶者間人工授精(AID)で生まれた人や大学教授らが11日、AIDの在り方などを考える市民団体を設立し、厚生労働省内で記者会見を開いた。 会見にはAIDで生まれたという女性4人も出席。匿名の第三者からの精子提供について「生まれた子供、親、精子提供者のほか周囲の人たちもさまざまな問題を抱えている。今後のAIDの是非を問いたい」と訴えた。 団体の名称は「第三者の関わる生殖技術について考える会」で、メンバーは長沖暁子・慶応大准教授(経済学)ら約15人。20日午後2時から東京都新宿区の慶応大信濃町キャンパス予防医学校舎で設立集会を開く。 AIDをめぐる法的規制はなく、日本産科婦人科学会は「夫婦にほかの不妊治療法がない場合、同意を得た上で匿名の精子を使って実施可能」との見解を出している。同学会によると、2007年末現在の実施施設数は15施設で、年間100~150人程度が生まれている。 【共同通信】
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