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  • 裁判官が判決「一部変更」 岡山、検察が批判の量刑理由

     岡山地裁が昨年12月に言い渡した殺人未遂事件の裁判員裁判の判決で、検察側から批判を受けた量刑理由の一部を、裁判官だけで作成する「判決書」の中では別の表現に変更していたことが10日、分かった。

     判明した変更部分は、量刑理由の核心ではないが、裁判員との評議に基づく判決内容の変更だけに、司法関係者は問題視している。

     判決は昨年12月18日。同地裁は夫を包丁で刺したとして殺人未遂罪に問われた女(43)に懲役5年3月(求刑懲役8年)を言い渡し、被告側が控訴している。

     磯貝祐一裁判長は法廷で言い渡した量刑理由の中で「再犯に及ぶ可能性が大きい点は考慮要素にはならない」と指摘。岡山地検の岩崎吉明次席検事が「再犯可能性を考慮しない、というのは法律論としておかしい」と批判したことが報道された。

     判決書ではこの部分を「再犯の可能性がないとはいえないものの、それが大きいといえるかは不明で、考慮できない」と変更していた。

      【共同通信】