文化庁、クモで国宝展示認めず 新潟市美術館に新潟市美術館で4月下旬から始まる「奈良の古寺と仏像展」で公開予定の国宝や重要文化財15点について、クモが見つかるなど美術館の管理体制に問題があるとして、文化庁が展示を認めない方針を市に伝えていたことが10日、分かった。 市美術館では、昨年7月に展示品にカビが発生し、今年2月には展示室でクモ約30匹が確認されるなど、管理体制の甘さが指摘されていた。 市文化政策課によると、同展では平城遷都1300年を記念し、仏像など43点の展示を計画。文化庁の許可が必要なのは、中宮寺の国宝「菩薩半跏像」や法隆寺の重要文化財「観音菩薩立像」などで、同展の目玉となっている。すでに前売り券の販売を始めているが、許可されなければ中止の可能性もあるという。 篠田昭市長は記者団の取材に応じ、「許可の基準が不明確で、納得できない」と文化庁の対応を批判。近く、文化庁長官に面会して経緯を説明し、展示の許可を求める。 【共同通信】
|
