小泉八雲の書簡見つかる 日本への思いつづる![]() 小泉八雲のものとみられる書簡の一部。左上に「saka―sama」の表記が見える 明治時代の作家小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が知人の英国人学者にあてたとみられる書簡5通が、11日に東京都港区で開く「国際稀覯本フェア」に出品される。「日本を(上からの目線ではなく)逆さまにして取り上げることを望む」などと日本研究への思いをつづった内容。 出品元の古書店「小川図書」(東京)によると、書簡は5通とも英国で発見され、同社が約1年前に入手。いずれも英語の手書きで、19世紀末に東京帝大で教員をしていた法学者アーネスト・フォックスウェルあて。当時、八雲も同大で英文学を教えていた。 1901年12月25日の手紙では「よい本を書くには、霊的なものなど日本の起源について把握しなくてはならない。英国の著者たちは、かたくなに上から日本を見ている」と不満を述べた上で「あなたが日本を逆さまに取り上げることを望む」と訴えている。「逆さま」は日本語読みのままで「saka―sama」と記していた。 【共同通信】
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