前大統領の遺体盗難で逮捕 キプロス、金銭目的か【カイロ共同】地中海の分断国家キプロスのうち、ギリシャ系が多数を占める南側のキプロス共和国の首都ニコシアで昨年12月、同国のパパドプロス前大統領の墓から遺体が盗まれた事件で、警察当局は9日、事件に関与したとしてギリシャ系キプロス人の男ら3人を逮捕したと発表した。ロイター通信などが伝えた。 地元メディアは、犯人が遺族らに「身代金」として30万ユーロ(約3700万円)を要求したと報道。当局も金銭目的として、政治的な動機を否定した。ただ遺族は犯人側からの金銭要求はなかったとしている。 事件は前大統領の没後1年直前の昨年12月11日に発覚。警察は匿名の電話から今月8日、ニコシア近郊の墓地で前大統領の遺体を見つけた。 前大統領は、トルコ系が多数を占める北キプロス・トルコ共和国との再統合反対派の象徴的な存在だった。 【共同通信】
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