密約認識と回答は3人のみ 首相、外相経験者ら27人で共同通信社は9日までに、外務省有識者委員会が調査した日米間の4密約を知り得る立場の歴代首相、外相、外務事務次官27人にアンケートを実施した。24人が無回答か「答えられない」「知らない」とし、「知っていた」「あると思っていた」としたのは、わずか3人だった。 回答したのは海部俊樹、細川護熙両元首相、川口順子元外相、村田良平、斉藤邦彦両元次官の計5人。「答えられない」としたのは14人、無回答は8人(1人は病気療養中)だった。 米核搭載艦船の立ち寄りを容認した「核持ち込み」密約に関し、海部氏は認識していたとし、村田氏は「次官就任時に前任者から引き継ぎ書を渡された」と説明。村田氏は、当時の日米関係を前提に「密約は必要だった」との認識を示す一方、「もっと早く国民に知らせるべきだった」と指摘した。 斉藤氏は沖縄返還に伴う原状回復費肩代わりについて「あると思っていた」と答え、「返還に一定の役割を果たした」と評価した。一方、今回の密約調査については「今後、何をするのか理解できない」と疑問を呈した。 細川、川口両氏はすべての密約を「知らない」とした。 【共同通信】
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