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  • アリコ、新体制でブランド回復 販売改善も課題

     米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が、傘下の保険会社アリコを米生保大手メットライフに売却することが決まった。アリコはAIGの経営危機発覚後、最重要拠点の日本で保険販売が低迷。新たな親会社の下で、傷ついたブランドの回復と販売の立て直しが課題となる。

     アリコの総資産のうち、日本支社のアリコジャパンは6~7割を占め、売上高に当たる保険料等収入も国内6位。現在、保険販売で78の銀行や信用金庫などと提携しているが、AIGの危機以降、多くの金融機関で年金保険や医療保険の販売が休止状態に陥った。商品を紹介しても顧客が断るケースが続き、「アリコの商品は勧めにくかった」(大手銀行)という。

     2009年4~12月期で、アリコジャパンの新契約の伸びを示す新契約年換算保険料は前年同期比で約3割落ち込んだ。昨年7月に発覚したクレジットカードの個人情報漏えいで広告を休止したことも追い打ちをかけ、顧客離れが加速した。

      【共同通信】