ジョットの絵鮮明に浮かぶ 紫外線使い、伊中部教会で![]() ジョットの絵(左)に紫外線を当てると、細かな描写が浮かんだ(右)=2月26日、イタリア中部フィレンツェのサンタ・クローチェ教会(ロイター=共同) 【ローマ共同】イタリアの国立貴石研究所は9日までに、中部フィレンツェのサンタ・クローチェ教会にある中世イタリアの芸術家ジョット(1267~1337年)の劣化したフレスコ画について、紫外線を使い、鮮やかな色彩や描写を浮かび上がらせることに成功したと発表した。コリエレ・デラ・セラ紙などが伝えた。 1310年ごろ、ペルッツィ礼拝堂に描かれた洗礼者ヨハネと使徒ヨハネの2枚の絵で、絵はルネサンスの巨匠ミケランジェロらに大きな影響を与えたとされる。天に引き上げられる使徒ヨハネの表情や聖人らの衣服のしわなどもくっきりと再現された。 絵は18世紀初めに、別の絵を描くためしっくいで覆われた。1840年にジョットの絵を取り戻そうと、しっくいが取り除かれたが、除去作業で絵の表面が削り取られたほか、かすんだ部分を復元しようと描き加えられた部分の除去も加わり、絵はますますかすれたものとなった。 【共同通信】
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