自分の寺に放火容疑で僧侶逮捕 前日に火災保険3億円加入埼玉県警小川署は8日、自分の寺に放火したとして非現住建造物等放火などの疑いで、住職だった僧侶西原弘道容疑者(53)=同県小川町小川17の10=を逮捕した。放火前日に約3億円の火災保険に加入しており、保険金目的の可能性が高いとみて調べている。 逮捕容疑は昨年11月5日午後9時40分ごろ、同県東秩父村安戸634の聖岩寺で、本堂や庫裏などに灯油をまいて放火し計約500平方メートルを全焼させた疑い。 同署によると、西原容疑者は「ほかの誰かが火を付けたんじゃないか」などと容疑を否認している。 同署は、西原容疑者が消火活動をした形跡がなく、寺の本堂や庫裏の焼け跡から灯油が検出されたため、放火の疑いで捜査。西原容疑者の親類宅の捜索で、寺が保有し焼失したとみられていた徳川家光の押印がある朱印状など村指定の文化財を発見した。 同寺では2006年1月にも庫裏が燃える火事があり、西原容疑者は保険金約5千万円を受け取った。 今回の3億円の火災保険は支払われず、西原容疑者は火事の後に住職を辞めている。同署によると数千万円の借金があった。 東秩父村教育委員会によると、聖岩寺は曹洞宗の寺で約500年前に開山したとされる。 【共同通信】
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