英蘭への預金返済を否決 アイスランド国民投票【レイキャビク共同】経営破綻した大手銀行の英国、オランダの預金者を公的資金で保護する法律の是非を問うアイスランドの国民投票は6日夜(日本時間7日午前)、投票が締め切られ、開票が行われた。地元国営放送によると、7日午後の中間集計(開票率91%)で反対票が約93%に達し、否決は確実となった。投票率は約63%。 これを受けてアイスランド政府は法律の練り直しを迫られ、預金返済の条件緩和を求めて英、オランダ両政府と再交渉する方針。国際的な信用の低下や国際通貨基金(IMF)の支援をてこにした経済再生や、欧州連合(EU)加盟に悪影響が出るのは必至だ。 シグルザルドッティル首相は「反対多数の結果は政権の命運に影響しない。われわれは引き続き預金問題で英、オランダ両国政府との交渉を続ける」と述べた。アイスランドの国民投票は1944年に共和国に移行して初めて。 圧倒的な反対票は、預金問題の解決がIMFによるアイスランド支援の前提と主張する英国などへの怒りを反映したとみられている。 【共同通信】
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