リニア新幹線、開業遅れも JR東海、収入減でJR東海は6日、2025年の開業を目指していた東京―名古屋間のリニア中央新幹線の開業が、遅れる可能性があることを明らかにした。不況による収入の落ち込みで、建設資金の調達に影響が出ているため。 08年秋のリーマン・ショック以降の景気悪化で、東海道新幹線は旅客が落ち込んで、想定より収入が大幅に減少。需要の先行きも不透明なため、費用が総額5兆1千億円に上るリニアの建設計画は、延期も含めて検討中としている。 JR東海は07年に策定した計画で25年の開業を目指すとしてきた。最近の経済情勢を踏まえて、新しい建設計画をつくる方針。ただ、南アルプスを迂回(うかい)するルートを要望する長野県など地元自治体との調整が長引けば、さらに開業延期を強いられる要因になる恐れもある。 前原誠司国土交通相は2月、リニア中央新幹線の整備計画について交通政策審議会に諮問。ルート選定などの協議が本格的に始まった。 JR東海は東京―名古屋間に先立ち、神奈川―山梨間など一部区間を開業することも検討している。 【共同通信】
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