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  • 豊後水道でゆっくり滑り プレートが最大4センチ移動

     国土地理院は5日、豊後水道周辺の四国南西部で、昨年秋ごろから通常とは異なる地殻変動を観測し、最大約1センチの移動を確認したと発表した。衛星利用測位システム(GPS)による観測で判明した。

     地理院によると、地震を伴わない「ゆっくり滑り(スロースリップ)」と考えられる。周辺地域では1997年と2003年にも約半年間、ゆっくり滑りが発生、最終的な滑り量はいずれも約20センチ、エネルギーはマグニチュード(M)7・0相当だった。

     今回は、豊後水道から足摺岬(高知県土佐清水市)にかけて、陸側のプレートがフィリピン海プレートに乗り上げるように最大約4センチ滑ったと推定される。滑りは継続しており、M6・3程度と考えられるという。

     地理院は「周辺ではゆっくり滑りが繰り返し起きている。今回のゆっくり滑りが地震にすぐにつながるかどうかは分からない」としている。

      【共同通信】