東京大空襲の空撮写真を販売 焼けた住宅地生々しく![]() 米国立公文書館で見つかった東京大空襲直後の隅田川周辺の写真。白っぽい部分は焼き尽くされた住宅地(日本地図センター提供) 1945年の東京大空襲から10日で丸65年となるのを前に、国土交通省所管の財団法人「日本地図センター」は5日、空襲前後に米軍が空撮した写真187枚の販売を始めた。 米国立公文書館に残されていたネガフィルムを、日本地図センターが2006~09年に掛けて発見。スキャナーで読み込み、電子データで持ち帰った。 空襲4時間後に撮影された写真には、隅田川周辺を中心に、焼き尽くされた東京下町の住宅地が白っぽく写り、被害を免れた黒っぽい住宅地や緑地と対照的。煙が立ち上る様子も生々しく写っている。 高度1万メートル付近からの撮影だが、風速20メートルの強い北風に加え、火災による乱気流も発生し、撮影は困難を極めたとみられる。フィルムには機密を意味する「RESTRICTED」の文字の跡も見える。 米軍は攻撃の効果を判定するために、都市部や軍事施設を頻繁に撮影。米国立公文書館からはこれまで広島・長崎の原爆投下前後や、知覧特攻基地など数多くの空撮が見つかっている。 【共同通信】
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