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  • 押尾被告、公判前初協議に出席 女性遺棄致死、無罪主張へ

     昨年8月、合成麻薬MDMAを一緒にのんだ飲食店従業員田中香織さん=当時(30)=が死亡した事件で、保護責任者遺棄致死罪などに問われ裁判員裁判となる元俳優押尾学被告(31)の公判前整理手続き第1回協議(非公開)が5日、東京地裁(山口裕之裁判長)であり、被告も出席した。

     被告は弁護人に「すべての手続きを見たい」と話し、次回協議以降も出席する意向という。

     関係者によると、この日の協議までに、検察側が証拠調べ請求書などを提出したのに対し、弁護側は、検察側が請求しなかった被告らの供述調書などの開示を求めていた。協議では裁判所側が検察側に対し、証拠開示の時期を確認するなどしたとみられる。

     弁護側は「必要な保護措置を取っており、遺棄行為はなかった」として、田中さんにMDMAを譲り渡した罪とともに無罪主張する方針を既に示している。合成麻薬TFMPPの所持罪は認める予定。

     起訴状によると、押尾被告は昨年8月2日、東京・六本木ヒルズのマンションで、田中さんと一緒にMDMAをのみ、田中さんの容体が急変したのに、救急車を呼ぶなど適切な救命措置を取らずに放置して死亡させた、などとしている。

      【共同通信】