アテネで労組員ら財務省占拠 緊縮策反対、5日全土スト![]() 4日、アテネで「政府の緊縮策に反対して、立ち上がれ」と書かれた横断幕が掲げられた財務省の建物(AP=共同) 【ローマ共同】ギリシャからの報道によると、財政危機に陥った同国の首都アテネ中心部で4日、政府が3日発表した追加緊縮策に抗議して、共産党系労組の組合員らが緊縮策をまとめた財務省本庁を占拠するなどの実力行使を行った。主要組合は5日に全土でストライキを行うと発表した。 同省本庁舎には共産党系の組合員ら約300人が押し入り占拠。入り口を封鎖し、屋上から「政府の緊縮策に反対して、立ち上がれ」と書かれた横断幕を掲げた。組合は5日のストまで占拠を続けるとしている。 統計庁の建物には、オリンピック航空の元従業員が詰め掛けて同様に占拠したほか、市内の主要幹線を封鎖、大規模な交通渋滞を招いている。 5日には共産党系組合が24時間ストを行うほか、官民の二大労組連合組織も時限ストに入る予定。二大労組連合組織は3月中に、2月24日に続くゼネストを計画している。 一方ギリシャ政府は危機を乗り切るため「救国口座」を開設、米国など海外の富裕なギリシャ人移民らに募金を呼び掛けた。パパンドレウ政権は公務員ボーナス削減や付加価値税引き上げなど48億ユーロ(約5800億円)規模の追加財政緊縮策を決めた。 【共同通信】
|

