60年前の「ニッカ」と再会 創業家の竹鶴氏、大阪で![]() 「芝川ビル」の地下金庫室で見つかった60年以上前の「ニッカウイスキー」=4日夕、大阪市中央区 大阪市中央区にある国の登録有形文化財「芝川ビル」の地下金庫室から、60年以上前の「ニッカウイスキー」が見つかり、建物を所有する千島土地(大阪市)は4日、ニッカウヰスキー創業家で同社の竹鶴威相談役(85)ら関係者を芝川ビルに招いて試飲会を開いた。 戦中から終戦後間もなくの1945~50年ごろつくられた特級品で、07年12月に見つかった。ニッカのウイスキー初出荷から今年が70周年に当たるのを記念、開催した。 約80年前に建てられたレトロ建築の会場に約60人が集まり、長い年月を経て淡い黄金色となり、甘い香りを漂わせる古酒を少量ずつグラスで味わった。 竹鶴相談役は「長い年月で雑味が飛び、すっきりした味わい。何かと不自由な時代に、懸命に勉強しながら自分がつくった記憶がある」と話した。 ニッカウヰスキー創業者で「日本のウイスキーの父」とされ、竹鶴相談役の父だった故竹鶴政孝氏が、ニッカ設立を資金面で支えたビルのオーナーに、配当代わりにこのウイスキーを贈ったものとみられる。 【共同通信】
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