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  • 日本医大に5千万賠償命令 女児意識障害、手術で回避

     脳腫瘍による水頭症で意識障害など重い後遺症が出たのは、日本医大病院(東京)が適切な治療を怠ったためとして、東京都葛飾区の女児(12)と家族が病院側に計約1億7千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は4日、計約5200万円の支払いを命じた。

     浜秀樹裁判長は女児に意識障害が出る以前から嘔吐や歩行障害、体重減少などの症状が見られたことから「病院側はこの時点で脳腫瘍を疑うべきだった」と指摘。「直ちにコンピューター断層撮影(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)による頭部の検査を行い、脳の手術をしていれば、女児の意識障害については避けられたというべきだ」とした。

     判決によると、女児は04年末ごろから歩行異常や吐き気などの症状があり受診を繰り返したが、意識障害が出た後の05年1月末、病院側はCT検査をして水頭症と診断。翌2月に手術した後も、女児は脳に重い障害が残り、寝たきりの状態が続いている。

      【共同通信】