京都の元内科医長、実刑確定へ 薬物混入事件京都市の旧国立療養所宇多野病院(現国立病院機構宇多野病院)で1998年10月、ポットの湯にアジ化ナトリウムを入れ医師7人を中毒にしたとして、傷害と浄水毒物混入の罪に問われた元内科医長の医師石田博被告(53)の上告に対し、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は3日までに、棄却する決定をした。 懲役1年4月とした差し戻し一、二審判決が確定する。決定は1日付。 2000年5月に始まった公判では石田被告の自白調書の任意性が争われ、一審京都地裁は「任意性に疑いがある」として証拠採用せず無罪としたが、04年8月の二審大阪高裁判決は「自白の経緯は自然」として一審を破棄。最高裁も支持し、差し戻された。 06年9月の京都地裁の差し戻し審判決は「被告は後に争う余地を残すため、事実と異なる供述を紛れ込ませた疑いが強い」と判断。「ほかの医師が犯行に及ぶことはほぼ不可能。被告が犯人の可能性は相当高い」として懲役1年4月を言い渡した。 【共同通信】
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