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  • 弁護側「被疑者ノート」証拠請求 元厚労省局長公判

     厚生労働省の文書偽造事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた元同省局長村木厚子被告(54)=休職中=の公判が3日、大阪地裁(横田信之裁判長)であり、弁護側は、元同省係長上村勉被告(40)=同=が取り調べの状況などを記録した「被疑者ノート」を証拠請求した。

     ノートは前回の公判で弁護側によって公開され「冤罪はこうして始まるのか」などと、逮捕当初から村木被告の関与を全面的に否定する内容が明らかになった。

     検察側は証拠として同意するかどうかの意見を留保。この日も証人として出廷した上村被告にノートのコピーを示しながら「弁護人から言われて書き加えたのではないか」「後日付け足した記述があるのではないか」などと、記載内容の矛盾点をあぶり出そうと細かく質問を繰り返した。

     上村被告は「拘置所の消灯時間までに書けなかったのは翌朝に書いたり、弁護人と接見の際にメモしたりしたことはある」とした上で、あらためて「『村木被告から指示があった』と口にしたことは一度もない」と述べた。

     村木被告は捜査段階から一貫して無罪を主張している。

      【共同通信】