剣道部の顧問教諭らを提訴 練習中の熱射病死亡で両親大分県立竹田高校(竹田市)で昨年8月、剣道の部活動中に2年生の工藤剣太君=当時(17)=が倒れ、搬送先の病院で熱射病のため死亡した事故で、両親が2日、当時の顧問教諭(47)=停職中=と副顧問の教諭(42)=研修中、大分県、病院を運営する豊後大野市に計約8600万円の損害賠償を求める訴えを大分地裁に起こした。 訴状によると、剣太君は8月22日、剣道場で練習中に倒れ、同日夕に病院で死亡した。当日は真夏日で道場内の気温は36度あった。顧問、副顧問が指導をしていた。 両親は、顧問について、「もう無理です」とふらつく剣太君に練習を継続させた上、「きついふりするな」と言って足をけって転倒させ、馬乗りになって顔面を殴る体罰を加え、副顧問もそれを放置したと主張。病院には、単なる熱中症と誤診し、全身冷却などの適切な治療をしなかった責任があると指摘している。 記者会見した父英士さん(44)は「剣太は信頼される優しい子で、先を楽しみにしていた」と悔しい思いをにじませた。両親は今月中旬にも2教諭を重過失致死か業務上過失致死の疑いで刑事告訴する方針。 【共同通信】
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