興福寺・阿修羅像を直接鑑賞 ガラス陳列取り止め![]() ガラスケースに収納されていた阿修羅像(左)などが直接鑑賞できるようになった奈良市の興福寺・国宝館=28日 国宝の阿修羅像(8世紀)などを収蔵する奈良市の興福寺・国宝館で、1959年の開館以来初めての内装リニューアルが終わり、報道陣に28日公開された。これまでガラスケースに収納されていた阿修羅像などが直接鑑賞できるようになり、拝観者の人気を集めそうだ。国宝館は1月18日から閉館していたが、3月1日から一般公開を再開する。 ガラスケースでの陳列をやめたのは阿修羅像を含む八部衆立像(8体)と十大弟子立像(6体)の天平時代の国宝計14体。上下左右から複数のライトを当てることで、仏像の表情や細部が分かるよう工夫を凝らした。 鎌倉時代の木造千手観音菩薩立像(国宝)を中央に安置し、平安―江戸時代の仏像や宝物計28件を網羅。仏堂を意識しながらも、博物館に近い雰囲気を持つモダンな展示構成になった。 多川俊映貫首は「仏教の精神に基づいて作られた仏像の倫理性や真善美を感じられる展示になったのでは」と話した。 入館料は大人600円、中高生500円、小学生200円。 【共同通信】
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